こんにちは、hiroです。
前回の記事では、グローバル転職を志すにあたって知っておくべき「グローバル人材に求められるリーダーシップ」についてお話ししました。
この記事では、外資系企業やグローバル企業への「転職活動をはじめる前に準備しておくべき3つのこと」についてお話しします。
これから本格的に転職活動を始めようと考えている方が、「まずはじめに何をやれば良いのか」を考えるきっかけになれば嬉しいです。
「転職の目的」を明確にする
これから転職活動を始めようと考えているあなたにお聞きします。
「あなたは、なぜ転職したいのですか?」
まずはじめにやるべきことは、この質問に対する回答、すなわち「転職の目的」を明確にすることです。
例えば、「今より給料を上げる」「営業スキルを身につける」など、人によって様々だと思います。
ここで重要なことは、「人生の目的」から逆算して決めることです。
「人生の目的」と言うと大袈裟かもしれませんが、要するに「自分はこれから続く長い人生の中で何をやりたいのか?」ということです。
その「やりたいこと」が定まったら、さらにそれを実現するために必要なことを掘り下げて、今回の転職によって、その中のどの部分を前進させるのかを関連付けるイメージです。
少し面倒くさいと思うかも知れませんが、このプロセスを経ることで転職に対する確固たる覚悟が生まれますし、面接などにおいても自信を持って自分が何をしたいのかを語ることができます。
ここで、「人生でやりたいことの決め方がわからない」という方にぜひおすすめしたいのが、八木仁平さんが書かれた『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』です。
私も実際にやってみたのですが、本書を読み進める中でいくつかの問いに答えていくうちに、自然と「やりたいこと」が浮かび上がってくるので、本当におすすめです。
ぜひ、「人生の目的」から逆算した「転職の目的」を決めてみてください。
↓ちなみに、こちらは実際に世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方を実践した方の記事です。参考にしてみてください。
「やめること」を決める
次にするべきことは、転職活動に最大限の時間を費やすために「やめること」を決める作業です。
私も実際に経験して分かりましたが、現在の仕事もこなしながら転職活動を進めるのはかなりハードです。
自己分析や職務経歴書の執筆、面接や筆記試験など、十分な時間を確保しなければ、満足のいく転職活動はできません。
そのため、自分が何にどれだけの時間を費やしているのかを可視化し、転職活動に費やす時間を捻出するための「断捨離」をする必要があります。
ちなみに私は、「Youtube、twitter、Instagram、zozotownをダラダラ見る時間」「趣味で続けていた個人ブログの記事を書く時間」を断捨離しました。
改めて振り返ってみて、最初の段階でこれらの時間を戦略的に削減しておいて本当に良かったです。
「転職ロードマップ」を作成する
最後にやるべきことは「転職ロードマップ」の作成です。
転職活動中は、企業側の都合で待たされたり、他の候補者との兼ね合いでなかなか選考が進まなかったりと、思い通りのスケジュールで進まないことがほとんどです。
だからこそ、最初の段階で「この月までには各社の内定が出揃っている状態にする」と目安を決めておくことが大事です。
ダラダラ長引いてしまうと体力的にも疲弊してくるので、目安の時期を定めておくことで、採用担当者やエージェントに日程調整を働きかけるモチベーションになります。
以下は、私が実際に作成した転職ロードマップです。
ロードマップといっても、必要以上に凝ったものを作成する必要はなく、あくまで「何月までにどのステップまで完了させるかを意識するためのツール」として捉えていただければ良いと思います。
まとめ
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
今回は、外資系企業やグローバル企業への「転職活動をはじめる前に準備しておくべき3つのこと」についてお話ししました。
転職の「目的」を決めて、やらないことを「選択」し、「計画」に落とし込む。
この考え方はまさに「戦略的思考」そのもので、転職活動以外のあらゆる場面でも汎用的に使える考え方なので、覚えておいて損はないと思います。
次の記事からは、いよいよ本格的な転職活動の進め方について解説していきたいと思います。
ではまた!
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